アート雑誌『エスクァイア日本版』が、2002年に創設したデジタル写真賞
「Esquire Digital Photograph Awards」は今年で6回目。
なんでも、「劇的な表現者を発掘するため」のコンテストなんだそう。
先日、エスクァイア日本版デジタル写真賞が、学生を対象に開催する
クリエイティブセミナー「写真の方法」が、バンタンデザイン研究所で行われました。

講師は、広告写真第一線で活躍中のフォトグラファー、宮原康弘さん。
■PROFILE
宮原康弘/フォトグラファー
日本広告写真家協会(APA)会員
1956年生まれ。
1976年 東京写真専門学校卒業
1976年 スタジオ77を経て
1984年 株式会社アーバンパブリシティー(現 株式会社アマナ)に入社
2005年 アマナ株式会社がアキューブを設立と同時に代表取締役に就任
[受賞歴]広告電通賞、 FCC広告賞グランプリ、 APA賞入賞、日経広告賞、
ニューヨークADCインターナショナルアワード、
TIMESアジアパシフィック広告賞(銀賞)、
2001年度朝日広告賞F部門(車両・輸送機械の部)部門等多数受賞



宮原さんが撮影された広告写真の数々。
普段の生活(テレビに電車にビルに)でよく目にするモノも多数!
広告写真は、ここ2年で急激にデジタル化したそうです。
以前より、写真に加工を加えたり、撮影を簡略化できたりするようになり、
広告写真の表現力UPの可能性が大きく広がりました。
これは一例ですが
化粧品の広告です。まず、商品だけを単体で撮影。
次に水をかけて撮影。
画像ではわかりにくいけれど、商品のロゴ、つまり商品名が読めません。
水がかかっちゃったんですね。
そこで、商品単体で撮った写真を利用して修整します。
ロゴがはっきり見えるようになったの、わかりますか??
ロゴ部分にだけうまく水がかからないようにするっていうのはなかなか難しく
デジタルカメラがなかった時代には、偶然うまくいくまで撮りまくったそう。
こんな具合に、デジタル化によって撮影時間が短縮されたりします。
他にも「へぇ~!」な、広告写真の撮影技術が盛りだくさんでした♡
例えば、リポビタンDみたいな小さなビンや、ペットボトルの場合。
商品の表面に水滴がついていたり、水面が波打っていたりする写真は
実際のリポDのビンのサイズでは撮影できないんだそうです。
で、どうするんだと思います?
商品をそのままのデザインで巨大化したものを作るんですって!
巨大リポDのビンを使えば、中の液体がいいスケール感で波打つのかぁ☆
フォトグラファ志望の学生たちに、宮原さんからお言葉をいただきました。
「デジタルカメラの普及により、今では誰でもシャッターをきり
画像編集ができる世の中になってきました。
こうなると、プロの写真家は独自の感性を磨かなくては生き残れません。」
みんな、その若い感性で撮った写真をデジタル写真賞に応募して
賞金と豪華プライズをゲットして♡ →詳しくはコチラ
[関連・参考サイト]
フォトLAB. http://vantan.com/courses_h/ph.html


