
昨日、バンタンOBの青木貴志さんの講演会が開催されました。
青木さんは、スタイリスト専攻2002年度の卒業生。
.卒業後、イギリスへ渡り、2004年に帰国。
2005年8月、セレクトショップ『MACARONIC』を立ち上げます。
それと同時にスタイリストとしての活動も開始。
これまでに、雑誌『装苑』『JILLE』『CUTiE』『JUNON』etc.、
アーティスト『中島美嘉』『真中瞳』『平山あや』『村上淳』etc.、
TV、映画『humoresque』、東京コレクション『アンリアレイジ』etc.、等、
とても幅広くスタイリングを手掛けています。
しかも、青木さんは「作れるスタイリスト」。
『MACARONIC』という、ショップと同名のオリジナルブランドをもっています。
スタイリングする際の服をご自分で作ってしまうことも多いとか。
自分の服も置いているショップ経営とスタイリストの二足のワラジは大変だけど
すごくいい相乗効果が得られるといいます。
過去のお仕事に関するいろんなエピソードをお話しいただきました。
★映画『humoresque』
「『humoresque』は撮影期間がとてもタイトで、
6:00集合28:00解散という過酷スケジュールが15日間くらい続きました。
何日か風呂にも入れなかったときは、見かねたディレクターに
銭湯いってきていいよ、って言われました。臭かったんでしょうねー。
ほんの一瞬チラッと映る(ポラロイド写真がいっぱい並んでいる)シーンのために
何十体もスタイリングを用意したりもしました。あれは馬鹿らしかったなー 笑」
★2007年3月発売予定の『中島美嘉』写真集
「使用した服は全て自分が制作しました。11日間で8体分。辛かったなー。
アーティストって、その人物像というか、世界観というようなものが既にあって、
とりわけ中島美嘉さんの世界観は確固たるものなので、
いかにスタイリングに自分のテイストを盛り込むか、が課題でしたね。」
雑誌『WWD』 2006年11月20日号 表紙
★東京コレクション2007S/S「アンリアレイジ」ショー
「『アンリアレイジ』のデザイナー、森永邦彦さんとは戦友です。
デザイナーは、服をつくるときにトータルコーディネートを考えない。
だから、コレクションショーのときなんかは結構大変。
このトップスはイケてるのに、合うパンツがねぇよ!みたいな。
ショーでモデルが、マネキンの手を帽子みたいに頭に乗せているんですけど、
あれも実は僕のアイディア。 こじつけみたいな理由付けをすると(笑)
コレクションテーマが“祈り”で、どの宗教でも祈るときには手を使うでしょ。
僕としてもかなり力を入れた今回の『アンリアレイジ』のコレクションが
雑誌『WWD』の表紙になったのは嬉しかったですね。」
「人生って暇つぶしだけど、人を幸せにしてなんぼだと思うんです。
ファッションでどれだけ人に幸せを与えられるかと考えてこの仕事をしています」
最後に、スタイリストのたまごたちへのメッセージ。
「社会はみんなが思っている以上にキツくてそうとうタフじゃないと生き残れない。
挫折して途中でやめてしまう人が多いけど、うまくいかないのを人のせいにしたり
言い訳したりする前に、自分のどこが悪かったのか、としっかり考える。
忍耐強くがんばったヤツに道はひらけます。」
青木貴志さん、どうもありがとうございました。
これからのご活躍を楽しみにしています♡
[関連・参考サイト]
『MACARONIC』WEBサイト http://macaronicnet.web.fc2.com/
OB/OG紹介 http://vantan.com/obog_h/index.html


