
今回ご紹介するのは、インテリアLAB.1999年の卒業生、大友学さんです!
大友さんは、バンタン卒業後、企業勤務を経て2003年に独立。
現在『GAKUDESIGN』主宰として、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、アートディレクションの分野で活躍中です。
コンペ受賞実績も、富山プロダクトデザインコンペティション2001-2003入選、2005準グランプリ、デザインコンペティション海南2003入選、第1回セキスイプロダクトデザインコンペ準グランプリ、経済産業省グッドデザイン賞受賞、とご立派!
インテリアLAB.の学生たちからはバンタン講師としても慕われています。
そんな大友さんの事務所にお伺いしちゃいました。
プロダクトデザイナーのオフィスはオシャレで落ち着いた雰囲気♡
おおらかで感受性豊かな大友さんへのインタビューです。
大友さんの子供時代はどんなでしたか?
発明王でした 笑 毛玉取り器なんかも作りましたよ。そう極端でなくとも、工作がすきだったり、よく自分の部屋の模様変えをしたり、現在の仕事に通じる趣味があったと思います。
過去出展された中で、特に思い入れのあるコンペティションはありますか。
準グランプリをいただいた、富山プロダクトデザインコンペティション2005ですか。このコンペの名は、バンタン在学中に講師の菅野傑先生から聞いていたんです。「自分はグランプリをとった、くやしかったらお前たちもとってみろ」といった意味の挑発をされて、それに乗ってしまったわけですね。富山プロダクトデザインコンペティション2005では、それまで何度か入選止まりだったのが準グランプリの受賞。そして、この年、菅野先生も応募されていたんですが・・・もちろん、コンペは僕の勝ちです 笑 今でこそ思い出ですが、先生のああいった教え方、乗らせ方(?)が無ければ今の自分は無いと言っても過言ではありません。先生とは現在もお仕事をご一緒させていただいており、常に刺激をもらっています。
こちらがその時の出展作品「Bouquet」。
どのようにデザインをされますか?
デザインは、日々生活をしていく中で無意識に蓄積している膨大なデータの中から、ある日ポコッと顔を出す、という感じです。うーん、例えば、朝食のトースト用のお皿をデザインしようとしたとします。朝食の食卓に並ぶ食器は、薄いものより、角がぽてっとして厚みのある方が雰囲気になじむだろうな、とか、食パンにバターを塗るとき、お皿に乗せたままだとパンが滑るから普通はパンを手に持つけれど、皿のふちが少し立ち上がっていて四角かったら、手に持たずにバターがぬれるかも、とか、そういう機能性だとか使う人の気分、シチュエーションや雰囲気といったものを、過去の経験の中で貯蔵されたデータから検索して、すべてがマッチングしたときに、ポコッと、出てくるんですね。それには、誰でも生活する上で感じているはずのことにきちんと着眼し、頭にインプットしなければいけない。“貯蔵の仕方と質”が大事です。
これからの“大友学”について当面は、ゆとりをもって仕事をすることにしました。少し前までは、依頼された仕事を全て断らずに請け負って、ゆとりのかけらもないスケジュールをこなしていました。クリエイティブな仕事とはいえなかったと思います。それで一度大きな失敗をしてから、スタッフも雇って無理はしないことにしました。僕の職業はなおさら、余裕のある生活を送ることが直接、いいデザインを生むことやモチベーションにも繋がっていきますから。今年の目標は“ゆとり”!
クリエイターのたまごたちにメッセージをお願いします。(バンタンで)講師をしていると、学生から「デザインが好きなのかわからない」という悩みをよく相談されます。周りの友達と比べたりして自信喪失する子が多いんです。自信をなくす対象すらはっきりしていないのに・・・。今好きかわからなくたっていいじゃない。いずれ好きって思えるときが来るかもしれないし、悩むことだって必要な過程です。長いスパンで時間をとらえて回り道をしてみればいいと思います。でもやっぱり、クリエイターとしての自信だけはなくさないでほしい。
大友さん、ありがとうございました!
最後に、大友さんの作品を少しだけご紹介します。

どの作品も生活の中に心地よく溶け込むデザインと凛としたフォルム!
こんなインテリアに囲まれて暮らしたい♡
[関連・参考サイト]
OB/OG紹介 http://vantan.com/obog_h/index.html
インテリアLAB. http://vantan.com/courses_h/in.html


