
先日、代官山で開催された、ブランド「TAGO」の展示会に行ってきました!
「TAGO」は、バンタンの卒業生の深沢昌格さんが、多胡圭子さんと一緒に、
10年以上も前にパリでスタートさせたブランドです。
楽しみながらもの作りをしていらっしゃるお二人。
日本をベースにすることを選んだのも、パリでの量産的な作り方を見直し
日本の職人さんとじっくりいいものを作りたい、と思ったから。
ブランドコンセプトは…
La pensee doit remplir toute l'existence …..
過去 - 未来 機械 - 手作り
保守的 - 前衛 芸術 - 工芸
対極にありながら
常に欠かせない相互関係にあるもの
原因と結果に過程が見い出されるように
これら相対する物の中から私達が感じる粋なもの
それを形にしたいと考えています
最初の1文はフランス語。
その後の部分は、深沢さんがフランス語のできないサチコのために
わざわざ日本語訳してくださいました。ありがとうございます♡
パートナーの多胡さんもですが、とっても温かい印象の方なんです。

今回の2007-08AWコレクションのテーマは「イーハトーヴォ」。
宮沢賢治の小説の中での”理想郷”だそう。
確かに、とても物語てきな、『星の王子さま』みたいな世界を感じる
夢の世界のような、なんとも素敵でキラキラしたコレクションだと感じました♡
毎シーズン、こだわっているという人気のニット。
シルクモヘアを使用していて肌触りがすごくいい!
襟に特徴のあるデザインが目をひきました。
多く使われていた素材はシルクジャージー。光沢があってやわらかい♡

今回のイチオシ!とデザイナー自らおっしゃるのがこの”赤シリーズ”。
長襦袢の赤の色を使用しているという、なんとも鮮やかなシリーズ。
プリントされているのは、今特に問題になっている憲法9条の英文だそう。
この物語の挿絵のようなかわいいプリントは、深沢さんが描いたもの!
こちらの天使もそう♡
例えばこのバッグや、コサージュなんかの小物もとても素敵!
国内では『アッシュ・ペー・フランス』などのセレクトショップで
「TAGO」の商品(とりわけ小物類)が手に入りますよ。
こちらが深沢さん。
まるで物語の中に紛れ込んだような素敵な気分になれるコレクションでした。
日本でのますますのご活躍を祈っています。
イメージを掻き立てるもの---
August Sander の写真に写し出された20世紀初めの雰囲気
BAUHAUSによる工業デザインのはじまり またその精神
手作りのあたたかみ
地主の粋なスーツ
着古された農民の衣服
労働者達の着込まれた作業着...
昔は良かった というのではなく
この真剣でエネルギッシュな時代の雰囲気、空気が
今 新しい物作りに何かエネルギーを与えてくれるのではないだろうか- - -
【深沢昌格 PROFILE】
1989年にバンタンデザイン研究所を卒業し、(株)VIVID Studio-V入社。
1992年に同社を退社後、(株)Plealに入社し、デザイナー業務につく。
1994年、渡仏。多胡圭子と共にブランド「TAGO」をスタートさせ、
1996年から年2回、パリのサロン「WORK SHOP」にてコレクションを発表。
2000年AWシーズンからパリコレクションに参加。
2004年、より質の高いデザインともの作りを目指し、日本での活動を選択。
2007年現在、群馬県にアトリエを構え、年2回ショールームを借りて個人展を行う。
[関連・参考サイト]
OB/OG紹介 http://vantan.com/obog_h/index.html



