
「レイベンズボーン・カレッジ・オブ・デザイン・アンド・コミュニケーション」は
デザインとコミュニケーションにおけるデジタル技術に特化したロンドンのアートスクール。
先日、そのレイベンズボーン・カレッジのワークショップがバンタンで行われました!
対象はグラフィックデザイン・イラストレーション専攻の在校生たち。
ワークショップのテーマは「6 Degrees of Separation(狭い世界、6次の隔たり)」。
「ネットワーク効果」という科学分野が生まれる原点となった心理学の考え方をもとに
劇作家のジョン・グェアが提唱した理論です。噛み砕くと、
「6つの事項の連鎖を介せば世界中のどんな事柄にもたどり着ける」というもの。
講師のフィノーラが示してくれた「6 Degrees of Separation」の例はこちらです。
「①フィノーラ(自分自身)が学生時代に恋に落ちた ②男性が勤めていたのが
③SFXという映画制作会社で、SFXは ④リドリー・スコット監督の映画を作っていて
⑤リドリー・スコットが撮った映画ブラックレインの舞台が ⑥東京だった」
「フィノーラ(自分自身)」から「東京」に、6つの関連事項により見事たどり着きました!
ふむふむ、なるほどねー!確かに、あらゆるものは6つの事項でつながっているのかも。
さて、ここまで分かったところで、フィノーラは学生たちに課題を与えました。
ある「2つの事柄」を、6つの事項で関連付けてみましょう、というのです。
「2つの事柄」はひとりひとり違っていて、「くまのプーさん と 鉄腕アトム」とか
「マルコムX と 毛沢東」とか「ウォルト・ディズニー と 東京」とか、かなりの難題も。
これをビジュアルで表現し、全員が2時間後にプレゼンテーションすることに!
「短い制限時間でアイディアをまとめ、立派にプレゼンするのがプロよ」とフィノーラ。
2時間後、なんとかリサーチ&資料作成を終えたみんなのプレゼンテーションがスタート!
いろんなプレゼンがあってフィノーラも楽しんでいたようですが、
そのうち、彼女が「エクセレント!」と声を上げた、優秀な2つの事例をご紹介します!
まず「自分自身 と マリリン・モンロー」。
「①自分は②日本人であり、世界的に有名な日本人のひとり③鈴木イチローが所属する
マリナーズの敵チームは④NYヤンキース。ヤンキースという呼び名を持つ
⑤ジョージ・マッキオという男性を夫に持つのは⑥マリリン・モンローである」
もう一つ。「ウォルト・ディズニー と 東京」。
「①ウォルト・ディズニーの出身地②シカゴの有名なバスケチーム③シカゴ・ブルズ
に所属する有名な選手④マイケル・ジョーダンの背番号は⑤23であり、
区が23ある都市は⑥東京である」・・・どうですか、この見事な関連付け!
今回のワークショップで学んだのは、「イメージソースを素早く引き出す」、
「多方面からのイメージ作り」、「決められた時間内で最高のパフォーマンスをする」など、
デザイン&アート全般の基本となるとても重要なことばかり!
でも何より大切な「自由に楽しく作業をする」ことが、みんなばっちり出来ていたみたいですよ☆
【関連・参考サイト】
◆フォト&グラフィックLAB. http://vantan.com/courses_h/pg_top.html
【この記事のURL】
http://vantan.jugem.jp/?eid=243 ※リンクフリーです



