新年一発目の今日は、
久しぶりにBIG!な卒業生のインタビューをお届けしちゃいますっ!!
昨年末まで、卒業生ブランドの展示会には
ちょこちょこ行かせていただいてたんですけど(>.<)
久しぶりに、しっかりとインタビューとしてきました![]()
そのインタビューしてきた卒業生とは。。。。
この方、川島朗さん![]()
なんと、2回もバンタンに通ったという、おもしろい経歴の持ち主です(笑)
川島さんの経歴を簡単にご紹介すると。。。
数社のアパレル企業を経て、㈱サンエー・インターナショナルへ。
ずっと、メンズ部門でデザイナーをされていたそうですが、
テキスタイル部門が出来るのをきっかけに、デザイナー職から移動。
その後は、サンエーにおけるテキスタイルの開発から調達までの
全ての業務に携わってきたんだそう。
そして、2006年の9月からは、
日本のファッション業界を盛り立てようと設立された
JFW(JAPAN FASHION WEEK ORGANIZTION)に出向されてて、
今は、そのJFWの中で、テキスタイル産業を推進する
「JAPAN CREATION」の事務局長、そして事業ディレクターを
勤めていらっしゃるんですっ![]()
ファッション業界に興味がある人なら、このすごさがわかるはずっ(>.<)!!
簡単に言うと、日本のファッション(特にテキスタイル)業界を
引っ張っていっている第一人者なんです!
そんな川島さんにインタビューをしにお邪魔させていただいたのは、
その「JAPAN CREATION」の事務局☆
ちょっとばかし緊張しつつ。。。。
いざ、インタビュー開始です!!
バンタンを卒業されたのは?
「僕ね、2回バンタンに通ったんですよ。
一回目はファッションデザイン学科に入って78年に卒業したかな。
その後、2社アパレルに就職して、
今度はファッションコーディネーター科というコースに入って
81年に卒業しました。」
なんでバンタンに?
「実家が青山にあって、もともと服に興味があったんです。
その当時、僕は予備校に通っていたんですが、
友達の中にバンタン生がいて、ある日、
その彼にバンタン生のパーティーに誘われたのがキッカケかな。
バンタンは、他のファッションの学校と比べて一番自由な校風だと思ったし。
僕はクリエイターになろうとは思ったことはなくて、
ファッションを通してビジネスをしたかったから、
他の学校ほどミシンを踏まなくてもいいコースがあったのも理由かな」
一番印象に残っている思い出は?
「他の人とかぶってしまうかと思うんだけれど、やっぱり卒展ですね。
自分たちで恵比寿の商店街の方々にカンパをお願いしてまわって
パンフレットを作ったりしたのが印象に残っています」
テキスタイルに関わり始めたキッカケは何だったんですか?
「もともと、僕はずっとメンズでやってきていたんです。
㈱サンエー・インターナショナルに入社した時もメンズでした。
その当時のファッション業界はまだ小さいブティックが多くあって、
今、大手といわれている企業もまだ成長段階でした。
そのうち、テキスタイルに各企業が力を入れるようになり、
私の会社でもテキスタイル部門が出来るということで、
それまでの部署からテキスタイルに移動になったんです」
では、一から取り組まれたのですね?
「そうですね。前任者や上司がいませんでしたから。
テキスタイル部門ができるまでは、素材開発や調達も
個々のブランドがそれぞれ行っていたのですが、
これ以降は各ブランド間の連携をとりながら、
ブランドにあったオリジナルテキスタイルの開発をしています」
この数十年の日本のファッション業界をその真っ只中で活躍していた川島さん。
聞けば聞くほど、興味深いお話が出てくる。。
そんな感じでした!
それに、私が訪ねるひとつひとつに
しっかり考えて、丁寧にお話してくださるんです![]()
今はどんなお仕事をされているのですか?
「今はサンエーから出向という形で、
JFWのテキスタイル事業を担当しています。
一番大きいのは、やはりテキスタイルの展示会の運営ですね。
今や日本のテキスタイル展示会「JFW JAPAN CREATION」は、
パリの「プルミエール・ヴィジョン」、上海の「インターテキスタイル・上海」、
ミラノの「ミラノ・ウニカ」と並び、世界でも大きな繊維総合見本市となっています」
その展示会はいつ行っているのでしょう?
「展示会は4月と10月の2回です。
JFW東京コレクション・ウィークの半年前に行われます。
この展示会でテキスタイルのトレンドを発信しているわけです」
つまり!!
東京コレクションはこのテキスタイルのトレンドもある上で
出来上がっているのです(>.<)!
なるほど~。。。
↑
これはJFW JAPAN CREATIONの2009S/S展示会の様子
*ジャパン・クリエーションのHPから引用
「トレンド発信の他にも、JFW東京コレクション・ウィークに参加した
デザイナーとのコラボでテキスタイルにより視点を絞った展示をしたり、
産学コラボでは人材育成を目的に、生地作りから製品までを
企業と学校が一緒に行ったり、テキスタイルコンテストをしたり、
色々な取り組みを行っています」
そっか!!
そういう取り組みをすることで、学ぶことの難しいテキスタイルを
若い人たちにより積極的に学び、知ってもらう為の
いい機会になるんですねぇ☆
でも。。。
それだけ多くのコトに取り組まれていて、苦労されることはないのですか?
「そうですね。
テキスタイルの世界もアパレルのデザイナーと同じで、
世界の市場に出て成功した方達は、
なかなか日本へと戻ってきてくれないのが苦労するところでしょうか。
日本のテキスタイルは世界的に見ても高いレベルにあります。
今ではトップメゾンが日本のテキスタイルを使いアイテムを制作しています。
ということは世界でも認めてもらいやすい。
でも、日本でももっと「JFW JAPAN CREATION」などに出展し
刺激を与えて欲しいなと思います」
シーズンに何回も違う場所で展示会をすると、
それだけお金がかかることだから、
日本でも海外でもってやるのも難しいんでしょうね。
世界のトップレベルって、とっても喜ばしいコトなんだけど、
「アパレルのデザイナーはまだ新しい才能が生まれてくるからいいんですが、
テキスタイルの場合は技術だったり、製法・機械だったりと
制約が多いこともあるので、なかなかスター・デザイナーが出てこない。
技術は世界一でもソフトを司るテキスタイル・デザイナーの層が、
イタリアなどに比べまだ薄いのが実情です」」
って、川島さんがおっしゃっていたのが、とっても印象的でした。
海外と国内のバランスが保たれるのが一番ベストなんだろうけど、
難しいんだろうなぁ。。。
では、今後はどのようなお仕事をされていきたいですか?
「今の「JFW JAPAN CREATION」は
日本企業以外の出展を解禁していないので、
今後はもっと海外でのプロモーションをして、海外にも誘致し、
本当の意味での国際的な展示会・見本市としていきたいですね」
とのコト。
そして、
「H&Mなどの海外からのブランドに話題をさらわれてばっかりでなく、
日本のアパレル企業が、もっと“新しい仕掛け”を行い、
またアジアを中心に海外へ積極的に進出して
存在感を示す必要があると思います」
ともおっしゃっていました。
ビジネスマンとして、そして、業界を牽引する立場として、
色んな角度から業界全体を見ていらっしゃるんだなぁって、思った一言でした。
広く深く物事を見ることって、
なかなか出来ることじゃありません(>.<)
やっぱり、それだけの経験をお持ちなんですね☆
川島さん!!
お忙しいところ、本当にありがとうございました![]()
なんだか、とってもたくさんのことを教えていただいた気がします。
ぜひ、これからも宜しくお願いいたします!
そして、願わくば!!
このブログを読んでくれたみなさんの中に、
これがキッカケでテキスタイルに興味を持ってくれる人がいるとイイな![]()
![]()
ではでは、最後に、
ファッション業界で働くことを夢見るみなさんに、川島さんからメッセージ![]()
「既成の価値観をぶち壊すような、
新たな価値観を持っていないとダメだと思います。
自分たちの価値観をつくり、ぶち当てていくのがきっと大切ですよ」
● ● ● ● ● ● INFORMATION ● ● ● ● ● ●
日本最大のテキスタイル展示会!!
『JFWジャパン・クリエーション2010Autumn&Winter』開催決定☆
日時:2009年4月8日~10日
会場:東京ビッグサイト西ホール
入場料:¥2000(学生、Web割引は¥1000)
*詳しくはコチラからを参照下さい!
見なきゃ損! みなさんぜひ足を運んでみてくださいね!!
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【関連・参考サイト】
◆ファッション学部ファッションデザイン分野
http://www.vantan.com/courses_h/fd_top.html
◆JFW JAPAN CREATION 公式HP
http://www.japancreation.com/
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